小型電動テンダー
今回ご紹介するのは小型の電動テンダー車です。
前回ご紹介したテンダー車は昨年のJAM(国際模型展)にも展示しましたがTREC Corporation のPT-80を使用したテンダー車でした。 前の蒸気機関車がマウンテンやC21などの大きな機関車ではスケールが合っていたのですが、コッペルやフォルテなどの小型機関車では大きすぎるという意見を頂きこのたびB型トレイン(Bトレ)を使って長さを短くしたテンダー車を作りました。

全体のイメージは写真の通りです。この写真ではステップは付けていません
シャーシの大きさは長さ600㎜ 幅は300㎜です。中に350Wモーターをひとつ使って24Vで走行します。
JAMに展示したテンダーは840㎜でしたので240㎜も短くなりました。
オリジナルのBトレはこれ自体に人が乗ることを想定していませんでしたので横から見た車輪の位置が左右対称でホイールベース(前後の車軸の距離)も短く、人が乗るとどうしても後ろの車輪に体重がかかるためウィリーのように前が上がってしまう現象があります。そこで車軸の位置を後ろだけ一番後ろの位置に移動してホイールベースは410㎜になりました。
この改造でウィリー状態になることはなくなりました。

上の写真の左側が前、右側が後ろです。一番前のプレートは足載せ用ステップの取付板です。
真ん中にモーターがあり後ろの車輪が後ろ側にシフトしているのが理解できると思います。

駆動は強度のある#35のチェーンを使用しテンション調整も可能です。この写真は改造前です。

もちろんSLサウンドも付けられます。汽笛、スピードに同期したドラフト音が再現できます。
コントローラーはASC-25またはASC-50を使います。

ボディーはお得意の板金加工です。2.3㎜のボンデ鋼を曲げ加工して作っています。

これが塗装前の組み上げた状態です。テンダーの中はリン酸鉄リチウムイオンバッテリー2個を入れて24Vで走ります。
取手は蓋を持ち上げて配線やバッテリーの点検確認をするための物で蓋は乗っているだけです。

上の写真はお客様の大山博成様がフォルテに繋いで走っているところです。
塗装もお客様がしていたものです。きれいに塗装されていますね。

350wモーターですので無動力化された機関車を押しながら乗用台車2台位は楽に引くと思います。
蒸気機関車の電動化を考えておられる方は是非ご検討ください。
よろしくお願いします。
